【特典①】𝕏アルゴリズム攻略 第1章 基礎編

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ブログサイト運営や𝕏運営でも、アルゴリズムの理解は重要です。
GoogleやX社に評価されなければ、あなたの記事やポストが見られる事はありません。
どうしたら評価されるのか?まずはルールを理解し、正しい努力をして報われましょう。

TOC

1. 𝕏アルゴリズムの仕組みを理解しよう

Twitterから𝕏に変わった事により、アルゴリズムが大幅に変更されました。
これまではフォロワーが多い人が有利でしたが、これからは少フォロワー数でも戦えます。
もちろん、フォロワー数が多い方が有利である事には違いありませんので
以下のテクニックを使ってフォロワー数も増やしてみてください。

おすすめタイムライン“によるインプレッションの変化

皆さんもおすすめタイムラインを見る事が多いと思います。
お気付きの通り、フォローしている人以外の投稿がたくさん表示されます。
何を基準におすすめされているのか?について説明します。
これを知る事であなたの投稿も狙ったターゲット層に表示させる事ができます。

X公式が発表したおすすめタイムラインに表示されるポスト最適化のアルゴリズム

(引用元:Twitter社「Twitter’s Recommendation Algorithm」)

始めに𝕏公式で掲載されているアルゴリズムを記載します。
公式の英語原文だと理解が難しい為、嚙み砕いて説明します。

おすすめ表示されるポストは以下の流れで選ばれます。

ユーザーに推奨されるポストをフォロー中の人やフォロー外の人の中から1,500件抽出

フォローしている人とフォロー外の人のポスト比率は概ね50:50で構成される仕組みです。
(1)フォロー中の人のポストが優先され、リアルグラフスコア(関連性)が高いと判断されたポストが上位表示される。
(2)フォロー外の人のポストはソーシャルグラフ(関心の傾向)を基準に表示される。
(3)SimClustersという、特定の話題に興味関心があるユーザーをグループ化したコミュニティを解析し、ユーザーに推奨するポストを抽出したアルゴリズムがある。僕は属性(カテゴライズ)と呼んでいます。

フォロー外の人のポストも
750個表示されるという事は
フォロワーが少ない人でも
色んな人に見てもらえる!

って事?

そういう事です。
当然、フォロワーが多ければより多くの人に見てもらえる事は変わりませんが
強者のアドバンテージが半分になり、弱者のチャンスが増えたという事です。

②抽出された1,500件の推奨ポストにランキングを行う

𝕏公式のランキング基準を引用します。

ランキングは、ツイートのインタラクションで継続的にトレーニングされ、ポジティブなエンゲージメント (いいね!、リツイート、返信など) を最適化する最大 4,800 万のパラメーターのニューラル ネットワークによって実現されます。このランキング メカニズムでは、何千もの特徴が考慮され、各ツイートにスコアを与える 10 個のラベルが出力されます。各ラベルはエンゲージメントの確率を表します。これらのスコアからツイートをランク付けします。

引用元:Twitter社「Twitter’s Recommendation Algorithm」

何を言っているか分からないかと思うので、重要なパラメータを解説します。

アカウントスコア(アカウントパワー)
・Xプレミアムのブースト効果(課金勢優遇)
・FF比率(権威性と信頼性)
・交流頻度(後述するSimClustersに影響がある)
・ブロックやミュートの数
・(独自予想)リストに入れられている数
・(独自予想)通知ONされている数

ポストスコア(ポスト単体の評価)
・ポストへのリプライ数と、そのやりとりの回数(リプラリー)
・エンゲージメント(いいね、リポスト、リプライ)数
・ポストスコアは時間経過と共に減少する
・URL付きのポストは評価が下がる
※URLの連投や悪質なURL(一部アフィリンク含む)は
 スパム扱いされたり、アカウント凍結の原因になります。

この2つのスコアを総合したランキング上位のポストが優先表示されます。

③更にフィルタリングを行う

より表示させるユーザーに適した有益なポストを選びます。
フィルタリングする基準は以下の通りです。

フィルター項目
・ブロックとミュートの傾向から推定される特徴の省くべきポスト
・連続投稿(同じアカウントのポストばかり表示させない調整)
・既に見た事のあるポスト
・おすすめタイムラインのコンテンツバランス(似た様なポストに偏らない調整)
・二次ネットワークによるポストの信頼性(※)
・NSFW(Not Safe for Work)=有害コンテンツ
・通報等悪い評価の数

※自分がフォローしている人がフォローしているアカウントのポストは信頼性が高く評価される。
 友達の友達だから関係ありそう、みたいなノリです。

これがおすすめタイムラインに表示されるアルゴリズムの仕組みです。
既に見た事のあるポストがフィルタリングされるせいで
間違って閉じてしまった時に見たいポストを探すのに苦労します…。
これは改悪だと個人的には感じますね。

2. リーチするアカウント設計の方法

アルゴリズムの事はある程度理解いただいたと思います。
では、具体的に何をしていったら良いのかを記載していきます。
その前に一度、アルゴリズムのおさらいをしておきましょう。

・リアルグラフスコア、ソーシャルグラフによって抽出される
・アカウントスコア、ポストスコアでランキングされる
・フィルタリングで最適化されたポストが表示される
・フォロー中、フォロー外のポスト比率は概ね50:50

発信軸を決めてアカウント属性(SimClusters)を確立させていく

フォロワーに表示させる為のリアルグラフスコア
まだフォローされていない新規の人に表示させる為のソーシャルグラフ
この2つが意味するのは”興味関心”の関連性です。
その人にとって興味があるジャンルがおすすめタイムラインに表示される為
あなたはそのジャンルの発信者になる必要があります。

SimClustersという属性コミュニティがあり、例えばグルメ村とかブログ村
サッカー村…の様なコミュニティがあるとイメージすると分かりやすいです。
グルメ村の住民がグルメに関してポストすると、村民に届きやすいという事です。
グルメ村の住民がブログに関してポストすると、ブログ村まで郵送されますが
関連性スコアや信頼性が低い分は表示優先度が下がる、というイメージです。
どの程度の差が出るかまではブラックボックスなので未知数です。

(引用元:Twitter社「Twitter’s Recommendation Algorithm」)

気になる方は引用元(公式)に飛んでいただければ見れます。
公式の例だと、POP、サッカー、NBA等ざっくりなコミュニティが書かれていました。


僕の予想では、興味関心のジャンルはトレンド等から随時生成されているのかなと思います。
理由としては、以下の興味関心ページに𝕏中の人が設定したとは思えない項目もあった為です。
実は設定から興味関心の項目を開いて、チェックを入れたり外したり自分で設定できます。
これがSimClustersを意味するのかは不明ですが、関係ありそうです。

かなりの量がある為、一部抜粋しています。Bloggingという項目もありますね。
Booksのもある為、ブログ村や読書村は存在しそうです。
これがSimClustersに該当するのであれば、推定数百万人以上が
“なんで、こんな人生に?”ってこれまでにポストしているって事ですか…。

発信者の属性閲覧者の属性がある、と考えておいてください。
ポストの属性もありますので、後述します。

アカウント属性が決まる基準と具体的にやるべき事

・関連するジャンルのキーワードをポストする
・関連するジャンルのアカウントをフォローする
・関連するジャンルのポストにいいね、リプライする
※フォロワーの属性も関係するが、整理が難しく現実的ではない

ブログ専門家でブログ関連の人ばかりフォローしていたり
ブログに関連するキーワード(PV数、SEO、AdSense等)のポストが
多かったりすると𝕏アルゴリズムはこんな感じに理解してくれます。

ほー、ブロガーばっかフォローしてはるし
この人はガチのブロガーやな。
ポストもブログネタばっかでプロの人やろ。
めっちゃ強そうやし、他のブロガーの
おすすめTLに載せといたろか!

親和性の高いキーワードを意識すると、フォローする人や発信する幅を上手く持たせやすいです。
(例)
旅行とグルメ、ブログとアフィリエイト、子育てとライフハック
ブログとデザイン、アイドルと音楽、美容と健康、美容と恋愛
心理学と仕事、心理学と恋愛、…等

次はやらない方がいい事です。
僕がリプ周りやいいね!周りをしない理由も分かると思います。

・キーワードのジャンルがバラバラで不明確なポストばかりする
・誰彼構わずフォローしまくる
・無作為にいいね!しまくる
・無作為にリプライしまくる

一方でこの様に一貫性のないアカウントだと、属性が定まりません。

あかんわ。
この人は日記ばっか書いてはるし
趣味嗜好が雑多過ぎるな。
いまいち何の人か分らんな…。
有益なポストは期待できひんわ。
知らんけど。

まずはフォロワーを増やしたり、アカウントパワーを上げる為に
相互フォローやリプ周りを頑張っている人がいます。
確かに最初はフォロワーも増えて反応も上がるので
これが正しいSNS運用だと勘違いしがちです。

ですが、まずは発信軸を決めないと
最終的に集客力ゼロのアカウントになります。

アカウント開設初期の頃は伸ばすのが難しい為
FF比率はある程度気にせず、フォローとリプ周りをするのは良いと思います。
発信軸に合った人に絞ると、アカウントも見つけやすいですし
後のアカウント設計に影響が少なく、効率的に伸ばせるでしょう。
フォロー20人/フォロワー100人くらいを目指すイメージがやりやすいです。
※僕独自の目安です。30/70がダメとは思いませんし、気にし過ぎないように。
 あえて1/1を狙う必要はなく、これくらいなら無理なく目指せます。
 100/30とかになっている人はフォロー過多傾向ですので
 そのまま運用すると1,000/300になります。
 フォロバされなさ過ぎなので、やり方を見直してみましょう。

アカウント構築の方法が分かったら、次はポストについて説明します。

3. おすすめタイムラインに表示されるポスト

フォロワーに届けるポストと、まだフォローされていない新規の人に届けるポストがあり
その共通項目とそれぞれのテクニックを説明します。
まずは共通する部分からいきます。

キーワード選定でターゲット属性にリーチさせる

ここはブログのSEO対策と少し似ている部分です。
飲食店の経営者であれば、グルメ好きな人に見て欲しいはずです。
更には東京の飲食店であれば、東京の人に見て欲しいですよね。

関連する複合キーワードをポストに織り交ぜる

飲食店の例で言うと
“東京で黒毛和牛と美味しいワインのある肉バル”だとか
“東京の大人の隠れ家のようなバー”だとかです。
位置情報経由で東京の人に表示されやすくなりますし
お肉やワインが好きな属性や、検索時にも表示されやすいですね。

ブログの教材やコンサル、コミュニティを売っている人なら
“SEOに特化したキーワード選定でブログアクセス数を増やす”だとか
“サチコを上手く使ってPV数が伸びているブログ記事をリライト”だとか
好みそうな言葉や関連キーワードを自然につなげると表示されやすいです。
“記事”で十分伝わるのに、あえて”ブログ記事”と書くなどの工夫が要ります。
デザイン関係も親和性が高いので、Canva等のキーワードも有効です。

僕はブロガーとして𝕏では発信していませんが
ブログ関係のポストをすると、知らないブロガーさんから
いいね!やフォローして貰う事がちょこちょこありました。
ポストのソーシャルグラフが効いている実感はあります。

キーワードを生み出しまくる便利ツールと考え方は
こちらの記事を読んでフル活用してみてください!
参考文もたくさん記載しています。

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